AI倫理基本方針

AI ETHICS POLICY

株式会社100(以下「当社」といいます。)は、「人×AIの融合で、新しいスタンダードを。」をビジョンに掲げ、お客さまのAI活用を支援するコンサルティング及び受託業務を中心に、自社のサービス群「100 Apps」の開発・提供・運用、並びに自らの業務におけるAIの活用に取り組んでいます。これらの業務では、Google Gemini、Anthropic Claude、OpenAI ChatGPT をはじめとする第三者が提供するAIモデル・サービス(以下「外部AIサービス」といいます。)を活用しています。

AIは、業務を大きく効率化し新たな価値を生み出す一方で、事実と異なるもっともらしい出力(ハルシネーション)、データの取扱い、公平性、知的財産権など、固有のリスクを伴います。当社は、お客さまの事業にAIを組み込む支援を担う立場にあり、その設計や判断がお客さまとその先の生活者にまで影響しうることを認識しています。当社は、これらのリスクを正しく認識し、適切に管理しながら、安全で信頼できる支援とサービスを提供する責任があると考えます。

本方針は、その責任を果たすために当社が守る基本的な考え方を、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーに対して表明するものです。あわせて当社は、本方針を、ISO/IEC 42001(AIマネジメントシステム)に基づく当社のAIマネジメントシステムの基本方針と位置づけます。

1. 本方針の目的及び適用範囲
(1) 本方針は、当社がお客さまのAI活用を支援し、AIを活用したサービスを企画・開発・提供・運用し、また自らの業務にAIを利用するにあたっての基本原則を定めることを目的とします。
(2) 本方針は、当社の役員及び従業員(業務委託先を含みます。)並びに当社がお客さまから受託する業務及び当社が提供するサービス群「100 Apps」におけるAIの活用に適用します。成果物の作成におけるAIの利用及び外部AIサービスを利用して実現する機能を含みます。
(3) 当社は、本方針を、国際的なAIガバナンスの規格・指針(ISO/IEC 42001(AIマネジメントシステム)の考え方、政府の「AI事業者ガイドライン」、「人間中心のAI社会原則」、OECDのAI原則等)の趣旨に沿って運用します。

2. 基本原則

(1) 人間中心
当社は、AIを人間の判断を代替するものではなく、人間の能力を補完し拡張する道具と位置づけます。重要な意思決定における最終判断は人が行うことを前提とし、AIの出力を人が確認・判断できる設計と運用(ヒューマン・イン・ザ・ループ)を重視します。お客さまに提案・構築する仕組みについても、同様の考え方に基づいて設計します。

(2) 安全性・品質の確保
当社は、生成AIの出力に不確実性(ハルシネーションを含みます。)が伴うことを前提に、利用目的に応じた品質の確認とリスク評価を継続的に行います。当社がAIを用いて作成した成果物については、人による検証を経てお客さまにお渡しします。想定外の挙動が確認された場合に停止・切替ができる手段を確保するとともに、出力の限界とリスクをお客さまに分かりやすくお伝えします。

(3) 公平性
当社は、AIの出力に不当な偏り(バイアス)や差別的な結果が生じるリスクを認識し、その低減に努めます。お客さま及びその従業員の方に不利益を及ぼしうる用途については、事前の評価と運用上の制限を設けます。

(4) 透明性・説明責任
当社は、どの外部AIサービスをどのように活用しているかを、技術上・契約上可能な範囲で開示します。受託業務においてAIを利用する場合は、その利用範囲と制約をお客さまにあらかじめご説明します。また、AIを利用している機能であることを明示し、お客さまからのお問い合わせやご指摘に誠実に対応するとともに、AIの活用に関する責任ある体制を整備してその責任を明確にします。

(5) プライバシー・データの保護
当社は、受託業務を通じてお預かりしたものを含め、お客さまのデータ及び個人情報を関連法令並びにお客さまとの契約に従って適正に取り扱い、安全管理措置を講じます。外部AIサービスへのデータの送信及び国外への移転については適法性を確保し、入力データが外部AIサービスの学習に利用されないことを原則とする取扱いを、契約上合理的な範囲で確保するよう努めます。

(6) セキュリティの確保
当社は、AIシステム及びそこで取り扱うデータを脅威から保護するため、アクセス制御、ログ管理その他の必要な措置を講じます。セキュリティインシデントが発生した場合には、適用法令に従い速やかに対応します。

(7) 知的財産権の尊重
当社は、AIの学習、入力及び出力に関わる知的財産権を尊重し、第三者の権利を侵害しない成果物及びサービスの提供・運用に努めます。

(8) 法令遵守と誤用・悪用の防止
当社は、AIの活用に関連する国内外の法令及びお客さまとの契約を遵守します。あわせて、AIが違法または有害な目的に誤用・悪用されることを防ぐため、合理的な安全対策を講じます。人の生命、身体または権利を侵害するリスクについては許容せず、回避または低減の措置を徹底します。

3. 外部AIサービスの利用
当社は、外部AIサービスその他の委託先を利用するにあたり、利用目的とデータの取扱いを事前に確認し、品質、安全性、セキュリティ及び契約条件の妥当性を評価したうえで採用します。また、外部AIサービスの提供条件やポリシーの変更等により当社の取組みに制約が生じうることを認識し、その場合にも本方針の趣旨に沿った対応に努めます。お客さまに外部AIサービスの採用をご提案する場合も、同様の観点で評価し、その結果をお伝えしたうえでご判断いただきます。

4. 推進体制と継続的改善
(1) 当社は、本方針の実効性を確保するため、AIマネジメントを統括するAIMS管理責任者及び推進体制を定めます。経営層は、AIマネジメントシステムの有効性に責任を持ちます。
(2) 当社は、AIの企画から開発、提供、運用、終了に至るライフサイクル全体を通じて、リスクの特定・評価・対応を継続的に行います。
(3) 当社は、役員及び従業員に対し、AIの適切な活用とリスクに関する教育を継続的に行います。
(4) 当社は、ISO/IEC 42001に基づき、計画・実行・評価・改善(PDCA)のサイクルにより、本方針及び関連する社内規程・運用を年1回以上見直し、継続的に改善します。

5. お問い合わせ
本方針及び当社が提供するAIに関するご意見・お問い合わせは、次の窓口にて承ります。いただいたお声は、サービスの改善及び本方針の見直しに活かしてまいります。
株式会社100 AIマネジメント窓口 aims@100inc.jp

6. 本方針の改定
当社は、AI技術の進展、関連法令・指針の変化、社会的要請及び当社のサービスの状況に応じて、本方針を継続的に見直し、必要に応じて改定します。改定後の方針は、当社所定の方法により公表します。

制定日:2026年8月28日
株式会社100 代表取締役 田村 慶

 

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