HubSpot導入で後悔しないために
専門家による戦略的なCRM導入支援

50%以上のCRM導入プロジェクトが失敗しているという厳しい現実。
300社以上の支援実績を持つ当社が、失敗を回避し、成果を出すための導入戦略を徹底解説。

CRM導入の“成功”とは?

CRM導入の目的は、ツールを導入することではなく、「業務プロセスの中にCRMが自然に組み込まれ、データの基づいて判断・行動できる状態」をつくることです。
成功とはつまり、以下のような状態が実現できていることです。

  • 営業、マーケティング、カスタマーサポートがCRMを日常的に活用している
  • 顧客情報が一元化され、抜け漏れ・属人が減っている
  • CRM上データで業務の判断ができている

CRM導入=成功ではないという事実

米国では導入率74%、日本でもようやく36.1%と増加傾向のCRMですが、そのうち過半数が期待通りの効果を得られていないのが現実。CRMは導入後の「活用と定着」がなければ、ただのシステムに終わります。

50〜55%のCRM導入が失敗

50〜55%のCRM導入が失敗

グローバルの市場調査において、期待された目標を達成できていないプロジェクトが全体の約半数以上
出典:Johnny Grow CRM失敗レポート(2023年)

日本のCRM導入率:36.1%

日本のCRM導入率:36.1%

導入率は徐々に上昇しているが、米国の導入率の74〜91%に比べて、依然として低水準で、導入成功率はまだ確立されていない
出典:「ミック経済研究所(2023年)

失敗の真のコスト

失敗の真のコスト

投資損失の他に、生産性低下、機会損失、社内の士気低下など、目に見えにくい大きなダメージをビジネスに与える

CRM導入が失敗する要因

  • 目的・KPIの不在と戦略不足

    CRMを導入する目的やKPIが曖昧なまま進めると、業務への落とし込みができず「なぜ導入したのか」が社内で形骸化してしまいます。
  • 現場を巻き込まない導入設計

    導入プロジェクトがIT部門主導で進み、実際に使う営業やサポートの現場が置き去りにされると、ユーザーの定着率が著しく低下します。
  • 業務プロセスとの不整合

    既存の営業やサポートのフローとCRMの設計がかみ合わず、現場にとって「使いにくい仕組み」となり、活用されなくなる原因になります。
  • データ品質と管理体制の欠如

    不正確なデータはCRMの信頼性を損ね関係者の不満を招きます。データ移行やクレンジングが不十分な場合、致命的な運用障害につながります。
  • 不適切なパートナー選定

    安価な提案に惹かれた結果、分析不足や質の低い導入で失敗する例は多いです。信頼できる実績と戦略性を持つパートナー選びが成功の鍵です。
  • 導入後の定着支援不足

    導入後の教育やトレーニング、活用支援が不十分だと、せっかく導入したCRMが活用されず放置される結果になりやすくなります。

成功するCRM導入プロジェクトの特徴

経営層の明確な関与と戦略的支援

  • 上層部の関与が成功率を大きく左右します。
  • 経営層がプロジェクトの目的を理解し、ビジネス戦略と連動して推進することで、全社的な優先度が高まり、必要な予算やリソースが確保されます。

ユーザーを巻き込んだ設計と導入

  • 現場を無視した設計では、CRMは定着しません。
  • 初期段階から現場の声を取り入れて要件定義・テスト・教育設計を行うことで、実運用へのスムーズな移行と採用率の向上が見込めます。

ビジネスプロセスに即した設計

  • CRMは“業務にフィット”してはじめて使われます。
  • 既存の営業・マーケ・サポートの業務プロセスを棚卸しし、CRMに無理なく実装できるよう構成することで、現場が自然に活用できる環境が整います。

データ品質とガバナンスの確立

  • 「ゴミを入れればゴミが出る」―CRMでは致命的です。
  • 移行時のデータ整備(クレンジング・重複排除)と、運用後の品質管理体制の有無が、CRMの信頼性と活用度に直結します。

適切なパートナー選定

  • 安さだけで選ぶと、結果的に高くつくことがあります。
  • 実績・戦略理解・定着支援まで見据えたパートナーを選ぶことで、要件整理から運用定着まで、確実な伴走支援が期待できます。

導入後の活用支援と改善体制

  • 導入して終わりではありません。
  • 導入後も定期的な教育やダッシュボード・業務フローの見直しを行いながら、社内活用を継続的に改善していく体制が必要です。

成功するCRM導入チェックリスト

CRM導入の成否は、システムだけでなく「戦略・業務・体制」の整備にかかっています。このチェックリストは、導入前に確認しておきたい10の重要ポイントです。プロジェクトを成功に導くために、貴社の準備状況を今一度セルフチェックしてみてください。

導入前に確認すべき10の重要ポイント

チェック項目 内容
経営層の支援 経営層が導入の目的を理解し、推進役として明確に関与しているか
明確な目的とKPI CRM導入の目的が定義され、SMARTな目標が設定されているか
ステークホルダーの巻き込み 営業・マーケ・サポートなど利用部門の声が要件に反映されているか
業務プロセスを正しく把握 現行の営業/顧問管理プロセスを可視化し、CRM設計に反映できているか
データ移行・クレンジング計画 移行元データの品質を棚卸し、整理・標準化・ルール化が計画されているか
段階的導入戦略の設計 小さく始めて段階的にスケールさせる導入計画になっているか
他システムとの統合設計 ERP・SFA・CTI、サポートツールとの統合要件が整理されているか
パートナーの選定 実績や業務理解・支援体制を評価した上で、信頼できるパートナーを選定しているか
フィードバックの仕組み ユーザーからの意見や改善提案を収集し、反映する体制があるか
導入後の活用・改善計画 導入後も継続的に教育・レビュー・改善を行う体制とKPIを設計しているか

100のHubSpot導入支援・再設計の実績

株式会社100は、HubSpotの導入および再構築支援で300社以上の実績を誇る、国内トップクラスのソリューションパートナーです。単なるシステム導入にとどまらず、「業務プロセスの再構築」や「定着支援」「再設計」まで一貫して伴走しています。新規導入はもちろん、他社でうまくいかなかったCRMプロジェクトのリカバリーまで、幅広く対応。多くの企業の“失敗しないCRM活用”の実現を支援してきました。

100が選ばれる理由

戦略と業務に強いコンサル体制

戦略と業務に強いコンサル体制

単なる設定支援ではなく、貴社のビジネス構造や業務フローを徹底的に可視化。それに基づいた戦略設計とCRM構築を一貫してご支援します。

HubSpot公認パートナー

HubSpot公認パートナー

国内でも限られた「HubSpot Diamond Partner」として、300社以上の支援実績と認定資格を保有。「HubSpot Best Partner in Japan」受賞企業として、業界トップレベルの信頼と技術力を提供します。

再設計・移行プロジェクトに強い

再設計・移行プロジェクトに強い

他社で導入に失敗したHubSpotやSalesforce環境の再構築、データ移行、定着化まで、ゼロから立て直すプロジェクト支援に豊富な知見があります。

ユーザー定着まで伴走する体制

ユーザー定着まで伴走する体制

利用部門との要件調整から教育・運用支援までを一貫サポート。CRMが“現場で使われ成果が出る状態”を目指して、定着するまで丁寧に伴走します。

プロジェクトマネジメントに長けた支援

プロジェクトマネジメントに長けた支援

専任のプロジェクトマネージャーが、スケジュール管理、関係者間の調整、優先順位の判断を担当。プロジェクト全体の品質と進行を確実にコントロールし、プロジェクトを成功に導きます。

「Easy, Fast, Unified」を重視した導入

「Easy, Fast, Unified」を重視した導入

HubSpotが掲げる“Easy, Fast, Unified”の思想を体現。導入の早さ・使いやすさ・データの統合性を最大化する設計を行い、早期の活用と部門間の連携強化を実現します。

安価な導入 vs 株式会社100比較表

CRM導入を成功させるには、“安さ”だけを基準にパートナーを選ぶことは避けるべきです。
この表では、導入後の定着や成果に大きく差が出る「安価な導入」と「株式会社100による戦略的導入支援」の違いを比較表でご紹介。本質的に価値ある選択とは何か、ぜひご確認ください。

項目 安価な導入 戦略的パートナー(株式会社100)
初期費用 低価格・短納期を売りにしたパッケージ型 要件に応じた見積もり
初期費用は高めだが投資対効果を重視
戦略に基づいた実装 システム機能をベースに画一的な構築 業務フローや顧客接点を分析し、
ビジネスに最適化されたCRM構築
体制作り ユーザーや関係者の巻き込みが限定的 ステークホルダーを初期から巻き込み、
社内浸透を前提とした設計
データ移行・
クレンジング
最低限のデータ移行にとどまり、
品質管理は利用者の責任
データの棚卸・名寄せ・ルール策定まで含む、
CRM活用前提の設計を重視
データ連携 標準連携のみ、対象が限定的 システム仕様や運用を把握した上で、
目的に応じた現実的な連携方式を設計・実装
導入スピード 早いが設計や要件定義が浅くなりがちで、
定着に課題
現場ヒアリングを重視し、設計に時間をかけ、
定着・成果までを見据えて進行
トレーニング 簡易マニュアル提供・導入時のみ 利用者別トレーニング設計、
導入後も定着を見据えたまで支援体制あり
導入後のサポート Q&A対応が中心
プロアクティブな支援はなし
活用度のモニタリング、
機能改善・運用最適化を継続支援
導入後のサポート体制 導入支援メンバーは離任、
カスタマーサポート窓口での一律対応
導入支援担当が継続支援も担当
体制を維持しながら、長期的に活用をサポート
ROI(投資対効果) 導入後の効果は不明確
定着せず活用されないことも多い
業務改善・成果指標に基づいたROI設計で、
売上や生産性向上を支援
成果に対する責任 導入完了=納品
活用・成果は支援範囲外
「活用して成果を出す」までを伴走し、
成功にコミット

事例・実績紹介

HubSpotの導入や他のCRMからの移行支援をしたお客様の一例をご紹介します。

プロジェクトの流れ

プロジェクトの進め方は、ご支援する範囲により多少異なります。下記は、ご支援範囲に関わらず本サービスを進める上で、想定される流れや支援範囲を示しています。

Step1

無料相談・ヒアリング

現在のCRM活用状況や導入検討背景をお伺いし、業務課題・導入目的を明確化
※HubSpot利用中・Salesforceからの移行・新規導入いずれも対応

Step2

現状分析・要件整理

・社内の業務フロー、部門間の連携状況、データ構造を棚卸し
・CRM活用の阻害要因や改善ポイントを可視化

Step3

導入/再構築プラン設計

・戦略・KPIに基づき、業務にフィットしたHubSpot設計
・オブジェクト構成、プロパティ設計、レポート方針を具体化

Step4

データ移行・クレンジング

・既存CRMやExcel等のデータを精査し、重複排除・整形・名寄せを実施
・移行対象を明確にし、品質維持に向けたルールも策定

Step5

HubSpot構築・初期設定

・HubSpot上で各種設定
・業務フローとの整合を確認しながら、段階的に構築を進める

Step6

受け入れ・テスト運用

・関係者へのレビューし、構築した内容をもとにテスト運用の実施
・修正や改善点を特定して修正対応

Step7

トレーニング・定着支援

・営業・マーケティング・CSなど各部門に応じたトレーニングを実施
・導入後の活用を促進するマニュアル整備やQ&A対応

Step8

活用支援・改善提案

・導入後も定着度やKPIをモニタリングしながら、必要に応じて改善提案
・活用度を高めるための新機能活用や仕組み改善も伴走支援

これからのCRMに求められる視点

テクノロジー、顧客体験、マーケットの在り方が大きく変わる中で、CRMもまた「単なる管理ツール」から「経営の武器」へと進化しています。2025年以降の市場動向と、それに対応するための戦略的CRM投資の重要性を、2つの視点からご紹介します。

日本企業のCRM戦略:2025年以降の展望

変化する市場環境の中、戦略的CRM投資の重要性がますます高まっています。

  • 成長するCRM市場

    日本のCRM市場は2026年までに9,203億円規模へ拡大。中堅〜大企業でクラウド型の導入が加速中
    出典:ミック経済研究所(2023年)
  • AIとHubSpotの進化

    AI活用が標準化し、CRMは戦略ツールへ進化。HubSpotもAI強化で成果に直結する機能を拡充中
  • 顧客中心経済への移行

    Cookie規制や獲得コスト上昇により、既存顧客との信頼構築が重視される時代へ。HubSpotがその強化を支援

戦略的CRM投資の価値(3要素)

顧客満足度と 収益性の向上

・CRMへの1ドル投資で平均8.71ドルのリターン(Nucleus Research)
・パーソナライズされた対応でLTVとロイヤルティが向上

データ基盤の構築

・バラバラな顧客情報を統合し、部門間の連携と意思決定が加速
・顧客理解の深度がCRMの強みを引き出す

競争優位性の確立

・顧客接点を武器に、選ばれる理由を明確化
・CRM不活用企業は、市場シェアを失うリスクが増大

よくある質問

Q.1どのCRMを使っていても相談できますか?

可能です。HubSpot未導入の企業様はもちろん、現在Salesforceや他のCRMを利用中で、移行・併用・再構築を検討されているケースにも柔軟に対応いたします。
Salesforceからの移行に関してはこちらのサービスページも参照ください。

Q.2HubSpot導入済ですが、うまく活用できていない企業にも対応していますか?

可能です。導入後に多くの企業が同様の課題を抱えています。
CRMは導入して終わりではなく、「使われ方」や「組織との連動」が重要です。100では定着・再構築・活用設計までご支援しています。

Q.3コストはどのくらいかかりますか?

ご要望や対象範囲によって異なりますが、一般的な導入支援より高めです。
戦略設計・業務フロー整理・定着支援まで一貫して対応するため、初期費用は安価な業者より高くなる傾向がありますが、「使えるCRMが確実に手に入る」点で高い投資対効果を実現しています。
ヒアリングの上で概算の費用もお出しできますので、一度お問い合せください。

Q.4プロジェクト期間はどのくらいかかりますか?

プロジェクトの規模によりますが、通常1.5〜3ヶ月程度です。
業務フロー整理や要件定義を丁寧に行うことで、後戻りや定着失敗を防ぐ設計となっています。

Q.5途中からの支援やリカバリーもお願いできますか?

可能です。「すでに導入は済んでいるが使えていない」「前任の担当者が辞めて分からない」などのご相談を受け、既存環境の棚卸・再構築・教育支援を行ってきた実績が多数あります。

Q.6トレーニングや社内浸透の支援も行っていますか?

利用者ごとの役割に合わせたトレーニング設計が可能です。営業・マーケ・カスタマーサポートなどの部門別に、定着までを見据えた設計・マニュアル整備・教育支援を実施します。

お問い合わせ

ご相談内容に、顧客データに関する具体的な課題感などを合わせてご記入ください。