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HubSpot AIでクロスセル/アップセル機会を特定する実装方法

BreezeエージェントがCRM取引履歴と商品ライブラリを照合し、クロスセル・アップセル候補の特定からアウトリーチ戦略の自動生成までを効率化する方法。

対象読者

  • 既存顧客へのクロスセル・アップセルの機会を見逃さず、効率よく掘り起こしたい営業担当者
  • 顧客データをもとにクロスセル提案を仕組み化したい営業チームリーダー

概要

HubSpotのクロスセル/アップセルエージェント(Breezeエージェント)が、製品ライブラリーとCRM取引履歴を分析して、顧客がまだ購入していない製品・サービスの候補を特定し、アウトリーチ戦略を自動生成します。Breezeアシスタントを使った担当者主導の分析と組み合わせることで、日常的なクロスセル活動を効率化できます。

前提条件

  • HubSpot Sales Hub Professional以上(Salesシート)— Breeze Studio・製品ライブラリー・ナレッジ保管場所
  • クロスセル/アップセルエージェントはパブリックベータ(2026年4月時点)
  • HubSpotのAI設定(Files data設定を含む)が有効になっていること
  • Breeze StudioへのアクセスにはSuper Admin権限が必要(設定時)

 

実装手順

準備:自社サービス情報をHubSpotに整備する

ステップ1:製品ライブラリーに自社の製品・サービスを登録する

  1. 「コマース」→「製品」→「製品を作成」を開く

  2. 自社が提供する製品・サービスを登録する。エージェントが「顧客が購入済みの商品」と「まだ購入していない商品」を判断するために使われる。

hubspot-ai-cross-sell-upsell-guide01

登録時に入力しておくとよい情報:

  • 商品名・説明(どんな課題を解決するか)

  • 価格・単価 - SKUまたはカテゴリ


ステップ2:ナレッジ保管場所にサービス説明資料を登録する

「Breeze Studio」→「ナレッジ保管場所」→「保管場所を作成」を開き、サービス説明資料をアップロードする。エージェントやBreezeアシスタントがクロスセル提案の文脈理解に活用する。

登録できるコンテンツ:

  • サービス紹介資料・提案書テンプレート(PDF・Word・PowerPoint・テキスト・Markdown・HTML、50MBまで)

  • ナレッジベース記事(CRMオブジェクトとして追加可能)

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方法A:クロスセル/アップセルエージェントで自動分析する(パブリックベータ)

ステップ3:エージェントを設定する

「Breeze Studio」→「クロスセル/アップセルエージェント」→「設定」を開く。以下を入力する:

  1. バリュープロポジション :自社が提供する価値・強みを簡潔にテキストで入力する(例:「中小企業向けに〇〇業務を効率化するSaaSを提供しています」)
  2. ナレッジ保管場所の追加 :ステップ2で作成したナレッジ保管場所を追加する
  3. 設定を保存して「テスト」を実行し、結果を確認してから「公開」する

hubspot-ai-cross-sell-upsell-guide03

ステップ4:ターゲット会社を指定してエージェントを実行する

エージェント実行時に対象の会社レコードを指定する。エージェントは以下を自動で分析する:

  • 対象会社の取引履歴から購入済みの商品を確認
  • 同規模・同業種の顧客が購入している商品と比較
  • まだ購入していない商品の候補を特定
  • 顧客の課題に紐づいたアウトリーチ戦略(メール文面等)を生成


方法B:Breezeアシスタントで担当者が都度分析する

ステップ5:コンタクト・取引レコードでBreezeアシスタントを活用する

顧客のコンタクトまたは会社レコードを開き、Breezeアシスタントに以下のように指示する:

「この顧客の購入履歴・業種・課題をもとに、クロスセルできそうな自社サービスの候補と、提案時のポイントをまとめて」

Breezeアシスタントはコンタクトに紐づいた取引・メール・ミーティングメモを参照して分析する。

ステップ6:提案内容をシーケンスまたはメールで展開する

Breezeアシスタントが生成した提案内容をもとに、HubSpotのシーケンス機能でパーソナライズされたフォローアップメールを送付する。

 

注意点

  • クロスセル/アップセルエージェントはパブリックベータのため、機能・仕様は今後変更される可能性がある
  • エージェントの分析精度は製品ライブラリーの情報量と取引履歴の蓄積量に依存する。製品ライブラリーに登録されていない製品・サービスは分析対象にならない
  • ナレッジボルトにはカスタムオブジェクトも接続可能(2026年1月のアップデートで対応済み)
  • Breezeアシスタントが参照できるのはHubSpotに記録された情報のみ。CRMに取引・購入履歴が蓄積されていることが前提

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